天正(てんしょう)後期/後陽成天皇朝/将軍不在
九州平定、北条氏滅亡、秀長・利休死去
天正14(1586)丙戌
- 11月7日:正親町天皇譲位。後陽成天皇践祚(せんそ)、即位礼は同月25日。
- 11月15日:秀吉の第一回 関東惣無事令(私戦停止令)が家康から北条氏に伝達される。
- 12月19日:秀吉、太政大臣に昇進し豊臣姓を授かる。
天正15(1587)丁亥
- 3月:九州征伐
- 5月6日:九州平定 島津義久、秀吉に降伏。
- 同月23日:大友宗麟(58)死去。
- 6月19日:宣教師追放令発布。
- 9月13日:聚楽第が完成し、秀吉が大坂城から移る。
- 10月1日:秀吉、北野に大茶会を催す。
- 12月3日:第二回 惣無事令が、秀吉から関東・奥羽の大名に発せられる。
天正16(1588)戊子 [5]
天正17(1589)己丑
天正18(1590)庚寅
- 3月:朝鮮通信使・金誠一らソウル出発[註2]。
- 7月5日:小田原北条氏滅亡。北条氏政(53)・氏照自刃。
- 8月1日:家康、江戸城へ入る。
- 10月:葛西・大崎一揆。秀吉の命により、伊達政宗が鎮圧。
- 11月7日:朝鮮通信使・金誠一ら、秀吉に謁見。
天正19(1591)庚卯 [1]
補註
- 北島万次『豊臣秀吉 朝鮮侵略関係史料集成』(平凡社、2017年)第一巻30頁「江雲随筆」(琉球国王 奉太閤秀吉公書)万暦十七年仲夏廿有七日 琉球国王(朱印)
- 前掲書 第一巻59頁「朝鮮王朝実録」(「宣祖修正実録」宣祖二三年三月)
- 前掲書 第一巻130頁「鹿苑日録」(天正一九年八月六日)六日、若公昨日、淀に於て御他界と云々。
戦国時代 年表
弘治-永禄-元亀(1555-72)
天正前期(1573-85)・後期(1586-91)