旗紋の由来

今川義元の馬印、旗印の赤鳥（あかとり）は、赤い鳥ではなく、垢取（あかとり）。櫛の垢を取り除く女性の化粧道具でした。家紋に赤鳥紋を使用する場合がありますが、赤鳥はあくまで旗紋と推測されます。

今川氏は足利氏の氏族で、南北朝時代は尊氏に属していました。そのため家紋は桐と二引両が下賜されています。

今川氏：駿河守護

• 義元：肖像・軍旗、with寿桂尼・雪斎

元臣下

• 福島氏：綱成→ 北条氏綱
• 井伊氏：直政→ 徳川家康

参考文献

1. 大野信長（図像考証）「今川義元」『図説・戦国武将118－決定版』（学習研究社、2001年）70-71頁
2. 奈良本辰也 監修『戦国武将ものしり事典』（主婦と生活社、2000年）「戦国武将の家紋」310頁

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家紋

織田木瓜／五三桐／葵／藤巴／九曜／大一大万大吉

違い鎌／一文字三星／赤鳥／北条鱗／毘／花菱

永楽通宝銭／雁金／片喰／剣梅鉢／角立四目／桔梗

本の字／三葉柏／対い蝶／糸車／蛇の目／おもだか

三つ巴／三引両／三盛木瓜／三盛亀甲剣花菱

政宗三引両／直違／橘／筆文字の十

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