家紋の由来
雁金(かりがね)とはガンの別名。ガンと願をかけて、願いが叶うという意味が込められています。
柴田勝家は、秀吉に敗れた賤ヶ岳の戦いで「雁金もヘの字になった賤ヶ岳」という川柳を詠んでいます。
勝家の家紋の雁金は、上の雁は口を開けているとも言われています。しかしそのような意匠の紋は史料として残っていないので、素材制作にあたっては一般的な雁金の意匠を採用。
柴田氏:しばたし
越前(福井県)の織田大名。斯波(しば)氏の一族が、越後柴田(新発田)城(新潟県新発田市)に居城したことから柴田氏を称するといわれますが確証なく、勝家以前の家系についても詳細はほぼ不明です。
系図
勝家の養子三人
参考文献
- 小和田哲男「柴田氏」左同(監修)左同・菅原正子・仁藤敦史(編集委員)『日本史諸家系図人名辞典』(講談社、2003年)342-343頁
ご利用について
フリー素材のご利用規約をご参照ください。