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朝鮮王朝 王妃龍補 イラストフリー素材付き解説

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解説蟠龍長生紋

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王妃龍補

王妃龍補イラスト

解説

イラストは、時代考証を踏まえた朝鮮王妃龍補です。国王との龍補との共通点や違いが奥深く面白いです。

補(ポ)

王妃龍補_図説
図:四爪龍補

朝鮮国王は、常服の袞龍袍(コルリョンポ/곤룡포)に補(ポ/보)と言って、胸と背、両肩の四ヵ所に、金の糸で刺繍された龍を付けました。

国王の母である大妃(テビ)や王妃(国王正妻)などのや最上位の女官は龍補を付けました。尚宮(サングン/正五品の女官)や士大夫の婦人は付けません。

蟠龍(パルリョン)に、長生紋(チャンセンムン)のある補は女性に限られ、必ず長生紋を五色の糸で刺繍して区分しました。

蟠龍

蟠龍とは、天に昇る前の龍です。文献などを目が潰れるほど見て、国王の補に描かている龍との違いを執念で探してみたものの、形状自体に違いはほとんどありません。龍の爪の数も国王と同じ四つなので、はて?と困ってしまいました。

国王の補は雲―天上、女性の補は長生紋―自然界として、龍の形状ではなく「背景」によって龍or蟠龍の違いを表現しているのではないかと、個人的には推測します。となれば女性だから華やかというより、自然界を描いた結果、このような色鮮やかな補なのかもしれません。

長生紋

長生紋(チャンセンムン/장생몬)は、亀、鹿、鶴、松、竹、不老草、岩、水、雲、太陽など長寿の象徴を集めてデザインした複合文様です。朝鮮独自の文様で、長寿の願いを込めて広く用いられました。女性の方が長生きなのも頷けます?

 

参考文献

  1. 張淑煥(監修・著) 原田美佳 他(著・訳)『朝鮮王朝の衣装と装身具』(淡交社、2007年)
  2. 金英淑 (編著) 中村克哉 (訳)『韓国服飾文化事典』(東方出版、2008年)

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