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チョプチとは 朝鮮王朝宮女 頭の飾りイラストフリー付き解説

目次

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龍チョプチ

龍チョプチ

鳳凰チョプチ

鳳凰チョプチ

蛙チョプチ

蛙チョプチ

解説

概要

チョプチ(첩지)は、朝鮮時代に宮中や上流階級の女性が頭に飾った飾りの一つ。平たく言うと高級ヘアーバンド、あるいは朝鮮版冠位十二階とでも言いましょうか。

というのもチョプチは単なる飾りではなく、身分を表しました。また、髪型をオヨモリ(어여머리)にする為の付け毛や黒の絹冠=簇頭里(チョクトゥリ/족두리)を固定する役割もありました。

構成

朝鮮王朝女性の髪形とチョプチ
図:朝鮮王朝女性の髪形とチョプチ

チョプチは、胴体と台と人髪で構成されています。

胴体

チョプチの胴体は、7~8cmの細長い棒で後部は上に反っており、棒の先端には動物の飾りが付いています。

胴体を、長さ4~5cm、幅3cmほどの黒い布で包んだ台に載せます。胴体と台は、左右中央の三か所を真紅の糸で固定します。

人髪

台の両脇には、長い人髪が付いています。

付け方

自分の髪をうなじで一つに束ね、リボンである短い唐只(テンギ/댕기)や簪(かんざし)のピニョで固定。これは既婚女性の一般的な髪形でチョクチンモリ(쯕찐머리)と言います

付け方は、飾りを額中央にして、付け毛は頭髪に馴染むよう耳の後ろをにかけて、後頭部の髷(マゲ)に巻いて固定します。

種類

龍チョプチ

皇后(1897年以降)は鍍金(メッキ)の龍(ヨン,용)チョプチを用います。

鳳チョプチ

妃嬪(ビビン)=王妃・側室・世子嬪(セジャビン/王子正室)はメッキの鳳(ポン/봉)チョプチを用います。

蛙チョプチ

王族や女官などの内外命婦(ネウェミョンブ)は、蛙(ケグリ,개구리)チョプチを用いました。品階に応じて、鍍金、銀、銅で細工されました。一人前の女官は、姮娥(ハンア)ニム(様)と呼ばれます。蛙に変身して月の宮殿に住んだという中国の伝説上の美女・月宮姮娥(ウォルグンハンア)からきています。

宮中では常に頭につけて身分を示し、高位高官の妻などは礼装時のみ使用が許されました。それにしても、蛙って、面白いですね。日本では余り取り入れられないモチーフなだけに。

 

参考文献

  1. 張淑煥(監修・著) 原田美佳 他(著・訳)『朝鮮王朝の衣装と装身具』(淡交社、2007年)
  2. 金英淑 (編著) 中村克哉 (訳)『韓国服飾文化事典』(東方出版、2008年)

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龍補:国王王妃/装束:国王王妃王女

髪飾り:オヨモリトルジャム・チョプチ・ピニョティコジ

装飾具:ノリゲ/器物:亀甲船