お江(小督)
イラスト
付記
お江:年下の男っていいよね。
女房装束姿
女房装束(にょうぼうしょうぞく)姿は、公家の男性の礼装・束帯姿に対応するもの。最も有名なのが十二単(じゅうにひとえ)ですが、実際に十二枚着物を重ね着しているわけではありません。公家の経済的窮乏もあり、次第に簡略化、再び女房装束の華麗さを取り戻すのは政治が安定する江戸時代以降でした。
女房装束姿はまず、素肌の上に袴(はかま)をはき、その上から単(ひとえ/下着)、袿(うちき)、打衣(うちぎぬ)、表着(おもてぎ)の順に襲(かさ)ね、最後に唐衣(からぎぬ)と裳(も)をつけます。髪型は髪を垂れ流す垂髪(すいはつ)が基本ですが、江戸時代はおすべらかしになりました。
イラストは普段着の小袿(こうちき)姿で、女房装束姿から唐衣と裳を省き、袿を小型の小袿に変えたものです。
お江(小督)
参考文献
- 「女房装束姿」池上良太『図解 日本の装束 (F-Files No.018) 』(新紀元社、2008年)62-63頁
戦国SOULイラスト:前半
7.幸村 8.兼続 9.景勝 10.謙信 11.氏康 12.綱成
18.お江 19.お初 20.淀殿 21.又兵衛 22.正則
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