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朝鮮王朝 赤い帽子 朱笠(チュリプ)とは フリーイラスト付き解説

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フリーイラスト 解説朱笠虎鬚

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朱笠

朱笠_朝鮮王朝文武官帽子

解説

朱笠

朝鮮王朝朱笠_図解
図:朱笠_図解

朱笠(チュリプ/주립)とは赤い笠。細く割った竹で帽部と鍔(つば)を作り、朱色に塗りました。虎鬚(ホス/호수)すなわち虎のヒゲを挿し、紅色と黄色の珠を通した笠紐(カックン/갓끈)を付けました。

朝鮮時代に文武官が、文禄・慶長の役などの有事の際や国王随行時に身に着けた戒服(ユンボク/융복)に朱笠をかぶります。

虎鬚

虎鬚(ホス/호수)は、朱笠の四隅に飾りと挿した白い鳥の羽根です。初期は麦穂が用いられましたが、朝鮮時代の英祖の代に虎鬚に替わり、後には細竹が用いられました。

虎は十二支に入っていることからもわかるように、かつては中国に多く生息していて、韓国にもいました。加藤清正が虎之助の名にふさわしく?朝鮮出兵の際に虎を捕った話は有名です。

然しながら日本には生息しておらず、一般的に日本人が虎を初めて見たのは瓦版・虎見世物に見られるように江戸時代に入ってからです。そんなDNAを受け継いでか私ははじめ、虎髭って何の隠喩なのだろうと、朱笠に虎のヒゲを挿したと、単純に理解することができませんでした。

昔の人々は瓦版が伝えいるように「大猛獣」の虎は様々な「霊力」があると考えられ、そのご利益にあやかりたいと願っていたのではないでしょうか。

 

参考文献

  1. 金英淑 (編著) 中村克哉 (訳)『韓国服飾文化事典』(東方出版、2008年)
  2. 張淑煥(監修・著) 原田美佳 他(著・訳)『朝鮮王朝の衣装と装身具』(淡交社、2007年)

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2020年2月15日 公開