解説
三浦正幸『城の鑑賞基礎知識』(至文堂、1999年)は写真や図が豊富なことはもちろん、解説は詳細丁寧。この本格派の本、巻頭を飾るは津軽為信による弘前城天守。
本城は「本来の天守が焼失したために、天守の代用として文化七年(1810)再建された三重櫓。江戸時代には天守代用の三重櫓が多かった。上下二段ずつの切妻造(きりづま‐づくり)の出窓を付けて飾っており、天守としての趣を持つ。」
かくして本の弘前城天守を参考に、色付け等、様々アレンジを加え、”とある日本のお城”としてご使用いただけるよう描きました。