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朝鮮王朝 冕旒冠 フリーイラスト付き解説

目次

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解説概要天板冕旒三種の紐耳栓

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冕旒冠

冕旒冠_朝鮮国王冠

解説

概要

冕旒冠_朝鮮国王冠図解
図:冕旒冠_朝鮮国王冠構成

冕旒冠(ミョルリュグァン,면류관)は、高麗時代から朝鮮時代まで、国王王世子(皇太子)が国家の大きな祭祀や国王即位時に冕服(ミョンボク)を着た際に被った冠です。

日本では冕冠(べんかん)と呼ばれています。

天板

天板の幅は八(約25cm)、奥行きが一尺六寸(約48cm)、前はやや曲線、後ろ直線の長方形で、表は黒、裏には赤の絹が当ててあります。帽部の上に若干前傾に乗せられています。

冕旒

天板の前後には、珠すだれ状の冕旒(ミョルリュ,면류)を九本垂らします。長さ九寸(約27cm)、朱・白・蒼・黄・黒の五行の玉が順番に九つ通してあります。

中国皇帝は、冕旒を一二本垂らしました。皇帝にとって冕旒は、目の前と頭の後ろでぶらぶらと揺れて、皇帝の気分を大変不快なものにします。その目的は、皇帝は必ず端正で壮重な態度を備えていなければならず、軽重に振る舞ってはならないことを悟らせるためでした。

三種の紐

耳栓

帽部両脇上から下に耳を保護するための、サファイアの玉が二つ付いた紐を垂らします。

帽部両脇下に付いた二本の赤紫の紐を顎の下で結び、残りを垂らします。

帽部には金の簪が挿してあり、左に突き出した簪に一本の赤い紐を結び、これを顎の下を回して右の簪に結び、残った部分は垂らします。[]

日本

日本は(教科書などで見たことがあろう)後醍醐天皇の肖像において、冕旒冠のような冠を見ることができます。然しながら、冕服ではなく日本の袍に袈裟を身に着けています。

 

補註

欧米の大学を卒業した者がアカデミックドレスに着る帽子には冕旒冠のような房が垂れているが、偶然だろうか。

参考文献

  1. 金英淑 (編著) 中村克哉 (訳)『韓国服飾文化事典』(東方出版、2008年)
  2. 黄仁宇『万暦十五年―1587「文明」の悲劇 』(東方書店、1989年)

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