顔面学
うわー絶対いい人に違いない!っていうお顔の嘉明。
晩年、会津若松城主として領内の民政に尽力、幼馴染の加藤清正・福島正則の陰に隠れているイメージもあって、慈愛と含蓄に満ちたお顔に納得。
…としたいところですが、水軍将として李舜臣を死闘を繰り広げ、文禄・慶長=伊予松山城主時代の嘉明は大なり小なり尖がっていたと思います。
関ヶ原の戦い以降四〇過ぎたころから性格が丸くなった? そんなわけで人物像がつかみにくい不思議ちゃん。
ともあれ描く時は、武断派にふさわしく男らしいゴツゴツした骨格で、輪郭を四角くして、たれ目と無数のしわを入れると、孫六ぽくなると思います。参考:加藤敏之氏蔵 加藤嘉明画像