戦国サプリメント

戦国未満

  1. HOME
  2. 資料集
  3. 戦国講座

戦国講座

石高(こくだか)換算表

石とは?

石高とは、畑・屋敷地などの生産高を米の量の表したものです。よって1石はいくら?と問う前にまず、一石は米何kg?と考えてみなければなりません。

一石はお米150kgです。お米10kg5,000円とすると、一石は(5,000円×150kg)÷10kg=75,000円。よってあくまでお米10kg5,000円とすると、一石は75,000円くらいになります。

また、佐藤健一氏『和算で遊ぼう!―江戸時代の庶民の娯楽 』(かんき出版 、2005年 )では、一両を75,000円としています。江戸時代、金一両でほぼ一石の米が買えましたので、一両=一石=75,000円くらいになります。

換算表

一石を75,000円として計算した場合。

現代の金額 石高
100万円 13石
200万円 27石
300万円 40石
400万円 53石
500万円 67石
600万円 80石
700万円 93石
800万円 107石
900万円 120石
1,000万円 133石

1石はいくら?にスパッと答えられない理由

理由その1

渡辺尚志氏『百姓たちの江戸時代 (ちくまプリマー新書) 』(筑摩書房、2009年)によると、米の値段を基準とすると金一両5万5千円です。

また、前述の佐藤・渡辺両氏共に、見方を変えたり、米ではなく当時の大工などの賃金水準などを目安に考えると金一両は20万円から30万円の価値があったとしています。こうなると、金一両でほぼ一石の米が買えたので一石の相場も5万5千円~30万円ということになります。

というわけで、一石はいくら?と言っても、残念ながら誰にもわからないのです。

理由その2

繰り返しになりますが、石という単位はお米の量を表わします。よって一石はいくら?と問う前にまず、一石は米何kg?と考えてみるわけです。一石はお米150kgと決まってる。

とするとお米150kgっていくら?というわけで、近所のスーパーに行ってみると、米10kgあたり3,000円~10,000円で売られている。値段にかなりバラつきがある。よって一石は今でいうといくら?なんて答えを出すにはかなり無理があるのです。便宜上出してしまったけど(笑)

さて、江戸時代の人々の価値基準は「お米」です。江戸時代、8割が農民でしたが、税金は年貢として主にお米をおさめていました。お金が都市から農村に入ってきたのは江戸中期頃から。それまでの農民は基本的に自給自足です。江戸中後期以降も今ほど貨幣経済が浸透していたわけではありませんのであしからず。

石高を計算するには、石盛(こくもり)の知識が欠かせません。こちらも併せてご参照ください。

  

お薦めリンク

徳川家康家臣団,外様大名

織田信長イラスト解説真田幸村イラスト解説

武田信玄イラスト解説

戦国武将(戦国大名)とは何か刀狩りとは

風林火山の意味顕如と石山合戦解説 

石高換算表戦国手話講座古文書用語辞典貨幣・度量衡

売買証文に見る中世文書と近世文書の違い

戦国時代年表 1510年~1582年